生き物は、核酸やタンパク質、脂質、糖質などの有機物から構成されています。
命の営みは、これらの生体分子と呼ばれる有機物が互いに関わりあってできたものです。
生命を理解するということは、特徴的な生体分子の働きや、他の分子との相互作用を知ることです。
有機化学は、生命に関係する物質の学問です。
現在では、複雑な化合物も思いのままに合成できるようになってきました。
さまざまな有機化合物を合成し、生体分子の相互作用に及ぼす影響を解析することで、生命の理解に大きく寄与すると考えます。
生命科学の目と有機化学の目、「カガクの目」を通して網膜に映るのはどのようなものでしょうか?
豊かな色彩と陰影をもつ、いきいきとした新しい生命像であってほしいと思っています。
良くあるご質問