工学院大学先進工学部 生命化学科

ゲノム制御医科学研究室

ヒトゲノムを解析して
癌やアレルギーの治療をめざそう

研究室の概要

キーワード癌の原因遺伝子、発がんのメカニズム、次世代シークエンサー、癌ゲノム、アレルギー

日本人の死亡原因の1位は癌で、2人に1人は癌にかかり、3人に1人が癌で亡くなっています。癌を治療するためには、癌がどのようにして生じるかを解明しなければなりません。本研究室では東京大学の菅野・鈴木両研究室と共同で、肺癌の原因となる遺伝子の変化をつきとめる研究を行っています。

研究テーマ

肺癌組織と正常組織の違いの解析

東大柏キャンパスの隣に位置する国立がんセンター東病院との共同研究で、患者さんの手術の時に摘出した肺癌組織と正常組織由来の細胞の全ゲノム配列を次世代シークエンサーで決定し、違いをみつけます(癌ゲノムの解析)。

肺癌由来の細胞株と正常組織由来の
細胞株での遺伝子発現の違いの解析

それぞれの細胞株にどのようなmRNAが発現しているか、次世代シークエンサーを用いて違いを調べ、癌に特徴的な遺伝子発現を解析します。そして治療薬開発につなげます。

肺癌の原因となっている遺伝子変化の
解析および治療薬の開発

これまでの研究で肺癌細胞でのみみられる融合遺伝子が、肺癌を引き起こす原因となっていることがわかっていますので、融合遺伝子が産生するタンパク質を解析し、肺癌の治療薬の開発をめざします。

アレルギー反応のメカニズムの解析

大阪大学との共同研究でアレルギー反応のメカニズムを遺伝子解析をすることによって解明します。

紹介パネル

指導教員

水島 純子 特任教授
専門分野
ゲノム医科学
分子生物学
免疫

最近の原著論文

  • 「次世代DNAシークエンサー」水島-菅野純子,菅野純夫 (2011). ぶんせき, 444, 705-710.
  • Kanai A., Suzuki K., Tanimoto K., Mizushima-Sugano J., Suzuki Y., Sugano S. (2011). DNA Res., 18(5), 379-92.
  • Ota T., Suzuki Y., Nishikawa T., /137 authors/, Mizushima-Sugano J., /15 authors/, Sugano S. (2004). Nat. Genet., 36(1), 40-457.

研究室HP